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空き巣の手口と心理を知り、家への侵入を防ぐ

犯罪被害を防ぐには、まず犯罪者の手口と心理を知ること《空き巣編》

 

インターホンを鳴らす場面

 

こんにちは、防犯専門ブランドのarcana《アルカナ》情報局です。

このサイトでは防犯の第一人者である日本防犯学校 学長の梅本正行先生から学んだ「今日からできる命と財産の守り方」をお伝えしていきます。

 

防犯専門ブランドのarcana《アルカナ》は、日本防犯学校の学長である梅本正行先生と副学長である桜井礼子先生から直接学び、先生方には防犯相談役として就任して頂いて防犯専門の商品を開発しております。

 

身を守るために必要なことは、まずは犯罪に対する危機意識を持ち、犯罪の種類を知ることです。

次に「自分自身の身を守る」ことから始め、「自分が住む家を守る」「自分が暮らす街を守る」というように、防犯意識の輪を広げていきましょう。

 

 

空き巣の侵入までの所要時間とは?

玄関から侵入しようとする空き巣

 

複数の侵入犯罪受刑者にアンケートを取った結果、その7割が

 

「侵入を開始してから5分以上経過しても入れない場合はあきらめる」

 

と答えたという統計が出ています。

 

 

つまり、裏を返せば侵入するまでの所要時間は、ほとんどの場合

 

「たったの5分もかからない」

 

ということがわかります。

 

 

空き巣の心理を逆手に取り、侵入に「5分以上」かかりそうだなと思わせる工夫をする必要があります。

そして、実際に侵入しようと試みたとしても「5分以上」かけさせるための対策をする必要もあります。

 

 

侵入に5分以上かけさせるためのツールとは?

 

 

不正解錠対策をした錠

 

 

補助錠

 

 

防犯面格子

 

 

防犯雨戸

 

 

防犯シャッター

 

 

防犯フィルム

 

 

防犯ガラス

 

 

 

などのように、たくさんの防犯対策が考えられます。

 

とにかく、侵入に「手間」をかけさせ、侵入自体をあきらめさせることがポイントです。

 

次に、空き巣に狙われないようにするためのポイントとして、空き巣の手口をお伝えします。

 

 

具体的な空き巣の手口とは?

 

下見をして目星をつける

カーテンの隙間から覗く不審者

空き巣はまず下見をして入る家の目星をつけます。

その際に、家族構成、裕福度、セキュリティ対策の程度、行動パターン、侵入経路、近隣との関わり方など綿密に調べたうえで行動を起こします。

 

例えば、塀や生け垣を高くしている家は空き巣にとっては好都合となります。乗り越えてしまえば犯行の様子が外部から見えず、安心して屋内を物色できるからです。

 

他には表札に家族全員の名前を入れることで、家族構成を簡単に把握されてしまいます。高齢者だけだったり、女性の名前しかないと侵入されるリスクが高まります。

 

 

あたり行為で確認

「あたり行為」とは、空き巣が家に侵入する前に、家の人が在宅か留守かを確認する行為のことです。

下見をして入る家に目星をつけた空き巣は、家に誰も居ないかどうかを調べます。

在宅だとわかれば一旦あきらめ、留守だと判断したら侵入します。

 

 

では、具体的にどのような方法で家が留守かどうかを最終確認しているのでしょうか?

 

インターホンを押す指

最も多い手段として用いられるのは、「インターホン」「呼び鈴」を鳴らすことです。

 

インターホンや呼び鈴を鳴らして、すぐ逃げることを「ピンポンダッシュ」と言いますが、ただの子どものいたずらだと思い放置すれば危険が及ぶ可能性があります。

 

人が反応するかどうかを犯人は、物陰などから注意深く観察しているのです。

 

 

電話をかけるのもよく使われる手段です。最近では固定電話を設置していないご家庭も増えていますが、まだまだ犯罪には利用される手段のひとつであることは間違いありません。

 

電話機とデスク

 

固定電話の電話番号を知ることは案外カンタンな場合があります。

電話帳に登録している家であれば、名称と住所から電話番号を簡単に教えてもらえます。

 

たとえ表札に名字しかなかったとしても、電柱やスマホのマップなどを見れば住所がわかるので、特定されてしまうのです。空き巣は電話をかけて誰かが応答すると、無言で電話を切ります。

無言電話が続いたら、侵入犯のあたり行為を疑いましょう。

 

 

その他に、小石を投げて家の人の反応を見るのが「投石」です。

 

大きな音がするように、戸袋、窓、玄関などに石をぶつけた後、1ブロックほど歩いて回り、戻って来た時に誰も居なければ留守だと判断するのです。

いつも人が居る部屋や、物音に対する反応時間なども投石で調べられます。

 

家の中に居て大きな音が聞こえたら、すぐに外を確認しましょう。

家を留守にする際も隣人にひと声かけておけば、投石で大きな音がした時、隣人がのぞいてくれる場合があります。

 

 

 

まとめ

家の周辺をうろつく不審者や無言電話によるあたり行為など、「前兆」に心当たりがあれば、注意して生活し、対策を施すことが大切です。

 

まずは狙われないことが最も重要ですが、下見やあたり行為などの前兆を感じ取り、自分だけではなく周辺地域全体で警戒することで、空き巣は犯罪行為を働きにくくなります。

 

それだけでは空き巣を防ぎきれないこともあるので、侵入に手間や時間をかけさせるような防犯対策を犯罪に巻き込まれる前に施し、自身やご家族の安全を確保するように心がけましょう。

 

 

 

 

〈出典・参考文献〉

著者:梅本正行

書名:梅さんの「今日からできる命と財産の守り方教えます」

発行元:(株)主婦と生活社

発行年:2008年

梅本正行先生の著書

【日本防犯学校 推奨】 防犯グッズ・護身用品 | arcana<アルカナ>

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「防犯 × 福祉 = 社会貢献」を掲げ、防犯に関するオリジナル商品の開発・販売をしている【arcana】です。機能性だけでなくデザインにもこだわったアイテムをお届け。女性や子供、高齢者の方も安心して生活できるよう、犯罪を未然に防ぐ様々な防犯用品を取り扱っています。防犯や福祉に関連するお役立ち情報も随時発信していきます。

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