犯罪者はいつでもあなたを狙っている!③
犯罪者にうかつに情報を与えると危険
こんにちは、防犯専門ブランドのarcana《アルカナ》情報局です。
このサイトでは防犯の第一人者である日本防犯学校 学長の梅本正行先生から学んだ「今日からできる命と財産の守り方」をお伝えしていきます。
家族や自分自身の命、財産を守るためには犯罪者から狙われるポイントを知り、適切に防犯対策をする必要があります。なんでもかんでもやみくもに防犯対策をしても犯罪のプロに対して抑止力にはなりません。
まずはどのようなスキを狙われるのか、犯罪者が情報収集するポイントを知っておきましょう。
車上ひったくりにご用心!バッグは助手席に置かないで
夜中の1時や2時ごろに車を運転している女性を見かけることがあります。遊び帰りや仕事帰りなど事情はいろいろでしょうが、そんな時間に一人で車の運転をするのはとても危険なことです。
危ないことだと伝えたとしても「歩きじゃありませんから」「車だから大丈夫です」と返答する方が多いのですが、とんでもない認識です。一人で車に乗る女性を狙った「引ったくり事件」が相次いで起こっているのです。
ある地方都市で、20代前半の女性が友人の家から自宅へ戻る途中に遭った事件です。
夜中の0時30分ごろ、交差点の赤信号で停車していたところを、突然バイクに乗った2人組が彼女の車に近寄り、ハンマーのようなもので助手席側のドアガラスを割り、一瞬のうちに助手席に置いてあったハンドバッグを奪っていきました。
ハンドバッグに入っていたのは、財布(カード類と免許証、現金7,000円)、携帯電話、化粧品、各種証明書、手帳、家の鍵などです。
同様の事件は、たびたび発生しています。女性のバッグが盗まれた場合、男性の場合よりも二次被害が広がる可能性が高まります。女性は財布や携帯電話を男性のようにスーツの上着やズボンのポケットなどに分散させず、すべてバッグに入れることが多いからです。
キャッシュカードで現金を引き出されるのも困りますが、身分証や免許証から氏名や住所などが知られてしまうのは、もっと恐ろしいことです。携帯電話に保存されているデータを元に友人や家族、知人にまで被害が及ぶこともあります。
女性は夜遅い時間帯に車を運転しないのが一番いいことですが、それぞれの生活や事情がありますから、そうもいかないでしょう。
ただ、危険がすぐ隣にあることを肝に銘じて、運転中はバッグは絶対に座席の上に置かないようにしてください。できれば運転席のうしろの座席の下に置いておくのが安全です。昼間も同じようにして習慣にしましょう。
深夜に女性が一人で車に乗っていることが分かっただけで、尾行されることもあります。車を停車させ、難癖をつけて、乗り込んで暴行に及ぶ犯罪者も多いので、大いに注意が必要です。
女性の車だとわかるだけで狙われやすくなるので、車内のインテリアはできるだけシンプルに。そして、一瞬でも車を離れる時は必ず全部ロックすること。車内で待ち伏せされて襲われたケースも多発しているので、絶対にロックを忘れてはいけません。
まとめ
女性は常に男性の視線を意識して生活してください。場所に関わらず注意深さが必要で、いつどのような観点から犯罪者にマークされるかわかりません。自分は大丈夫と過信せず、犯罪者から狙われやすい存在であることを認識してください。
何度もお伝えしておりますが、犯罪者に情報を与えないように注意してください。犯罪者は場当たり的な犯行をすることは少なく、綿密な下調べをして計画を立て、犯行に及びます。
どうか少しでも防犯対策の質を高め、安全に過ごせるよう工夫しましょう。
皆様の防犯対策のヒントになれば幸いです。社会から1つでも犯罪が減りますように。
〈出典・参考文献〉
著者:梅本正行
書名:泥棒はなぜ「公園に近い家」を狙うのか?
発行元:現代書林
発行年:2009年
【日本防犯学校 推奨】 防犯グッズ・護身用品 | arcana<アルカナ>
「防犯 × 福祉 = 社会貢献」を掲げ、防犯に関するオリジナル商品の開発・販売をしている【arcana】です。機能性だけでなくデザインにもこだわったアイテムをお届け。女性や子供、高齢者の方も安心して生活できるよう、犯罪を未然に防ぐ様々な防犯用品を取り扱っています。防犯や福祉に関連するお役立ち情報も随時発信していきます。
屋号 | 株式会社Griver |
---|---|
住所 |
〒552-0021 大阪府大阪市港区築港2-3-2 |
営業時間 | 平日10時~17時 |
定休日 | 土日祝 |
代表者名 | 吉岡 広泰 |
info@arcana-bouhan.com |