犯罪者はいつでもあなたを狙っている!⑤
犯罪者にうかつに情報を与えると危険
こんにちは、防犯専門ブランドのarcana《アルカナ》情報局です。
このサイトでは防犯の第一人者である日本防犯学校 学長の梅本正行先生から学んだ「今日からできる命と財産の守り方」をお伝えしていきます。
家族や自分自身の命、財産を守るためには犯罪者から狙われるポイントを知り、適切に防犯対策をする必要があります。なんでもかんでもやみくもに防犯対策をしても犯罪のプロに対して抑止力にはなりません。
まずはどのようなスキを狙われるのか、犯罪者が情報収集するポイントを知っておきましょう。
ゴミは決して夜に出してはならない?
あなたは家のゴミを夜に出していませんか?住宅街のゴミ集積場へ行ってみると、収集日の前夜にゴミを出す人が少なくありません。朝早くゴミを出すのが面倒なのでしょうか。
けれども、夜のうちにゴミを出す習慣は即刻やめるべきです。カラス対策ではありません。防犯対策のためです。自分にとっては不要となったものでも、犯罪者にとっては貴重な情報収集源です。
犯罪者は夜のうちに出されたゴミを漁り、自分に役立つ情報を見つけ出します。自分自身や家族の情報が漏洩しないように、十分に注意を払ってください。
何が情報源になるか、お分かりになるでしょうか。家族の情報や電話番号などが分かる書類はもちろん、下着やちょっとした雑貨などでも、家族構成や生活習慣が推測されます。
例えば、クレジットカードの利用明細はもちろん、スーパーのレシート1枚で生活レベルや経済状態がわかり、携帯電話の請求書からは住所、名前、電話番号、家族構成などがわかってしまいます。小さなものでも迂闊に出すべきではありません。
一人暮らしの女性ならなおさらです。下着を無造作にゴミ袋に放り込んではいけません。細かく切り刻んだ後、包装紙などで二重三重に包んでから捨ててください。
生ゴミですら情報源になります。「食事はコンビニが主体だが、ときどきサラダぐらいは作るらしいな。タバコはメンソール系か・・・待てよ、これは彼氏が捨てたものかもしれない。今晩あたりのぞきに行ってみるか」などと思われているかもしれないのです。
ゴミは収集の間際に出すのが望ましいのですが、それができないのであれば、ある程度ゴミ収集場にゴミが溜まった時を見計らい、さらに人目が無いことを確かめたうえで出してください。
まとめ
女性は常に男性の視線を意識して生活してください。場所に関わらず注意深さが必要で、いつどのような観点から犯罪者にマークされるかわかりません。自分は大丈夫と過信せず、犯罪者から狙われやすい存在であることを認識してください。
何度もお伝えしておりますが、犯罪者に情報を与えないように注意してください。犯罪者は場当たり的な犯行をすることは少なく、綿密な下調べをして計画を立て、犯行に及びます。
どうか少しでも防犯対策の質を高め、安全に過ごせるよう工夫しましょう。
皆様の防犯対策のヒントになれば幸いです。社会から1つでも犯罪が減りますように。
〈出典・参考文献〉
著者:梅本正行
書名:泥棒はなぜ「公園に近い家」を狙うのか?
発行元:現代書林
発行年:2009年
【日本防犯学校 推奨】 防犯グッズ・護身用品 | arcana<アルカナ>
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