住宅侵入窃盗が多発する意外な立地とは?②
知っておくべき自宅周辺の環境と危険の関係性
こんにちは、防犯専門ブランドのarcana《アルカナ》情報局です。
このサイトでは防犯の第一人者である日本防犯学校 学長の梅本正行先生から学んだ「今日からできる命と財産の守り方」をお伝えしていきます。
家族や自分自身の命、財産を守るためには犯罪者から狙われるポイントを知り、適切に防犯対策をする必要があります。なんでもかんでもやみくもに防犯対策をしても犯罪のプロに対して抑止力にはなりません。
まずはどのようなスキを狙われるのか、犯罪者が情報収集するポイントを知っておきましょう。
新しいマンションやアパートがあると危ない!
一戸建ての住宅が建ち並ぶ住宅街に、マンションかアパートが一棟建っただけで、近辺の治安はたちまち悪化します。これはなぜでしょうか?
あなたの家が、昔から一戸建ての並ぶ道路沿いにあったとします。そこに見かけない車が家の前に長時間停まっていたら、おそらく不審に思うでしょう。
ところが、一戸建てと一戸建ての間に新しいマンションができたとします。見慣れない車が停まっていたとしても「マンションの人か、そのお客さんだろう」と思うのではないでしょうか。
ほとんどの場合、新しい集合住宅にどんな人が住んでいるのかを古くから住んでいる周辺の住民は知りません。ですから、見かけない車が停まっていても不審に思わなくなり、防犯の意識が鈍ってくるのです。
それが住人や客人ではなく、一戸建てに侵入しようとして下見をしている犯罪者であるケースは多々あります。また集合住宅は、一戸建てに比べると引っ越しが多いものです。引っ越し業者を装ってトラックでやってくれば誰にも疑われません。
住民同士のコミュニケーションが希薄な地域では、お互いにどんな人が住み、どんな生活をしているのかを把握していません。
プライバシーを尊重することは大切ですが、近隣同士が親しくすることで生まれる地域コミュニティが出来ていないところでは犯罪が起きやすくなります。新しい集合住宅の大きな問題点と言えます。
まとめ
犯罪者は我々が思っている以上に緻密に下見をして情報を収集し、綿密な計画を立てて、犯行に及びます。プロは絶対に場当たり的に侵入したりしません。つまり、どれだけ犯罪者に情報を与えないか、犯行を諦める防犯対策をしているかが非常に重要です。
どうか少しでも防犯対策の質を高め、安全に過ごせるよう工夫しましょう。
皆様の防犯対策のヒントになれば幸いです。社会から1つでも犯罪が減りますように。
〈出典・参考文献〉
著者:梅本正行
書名:泥棒はなぜ「公園に近い家」を狙うのか?
発行元:現代書林
発行年:2009年
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