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住宅侵入窃盗が多発する意外な立地とは?⑤

知っておくべき自宅周辺の環境と危険の関係性

住宅街

こんにちは、防犯専門ブランドのarcana《アルカナ》情報局です。

このサイトでは防犯の第一人者である日本防犯学校 学長の梅本正行先生から学んだ「今日からできる命と財産の守り方」をお伝えしていきます。

 

家族や自分自身の命、財産を守るためには犯罪者から狙われるポイントを知り、適切に防犯対策をする必要があります。なんでもかんでもやみくもに防犯対策をしても犯罪のプロに対して抑止力にはなりません。

 

まずはどのようなスキを狙われるのか、犯罪者が情報収集するポイントを知っておきましょう。

 

すぐ近くに商店街があると危ない!

家のすぐ近くに商店街があるというロケーションは、暮らすにはとても便利でしょう。けれども、そのメインストリートから1~2本奥へ入った通りに居を構えるのは、防犯の観点からは危険だと言わざるをえません。

 

まず、商店街とは日中は人通りが絶えない場所です。小売店の他、ファストフード店、コンビニ、スーパーなどが軒を連ねています。さらに居酒屋やカラオケ店、小中学生が通う塾、美容室が隣接しているかもしれません。

 

したがって、近くに住む人はもとより、幅広い年齢層の買い物客が行き交います。地元の人に限らず、外からもさまざまなタイプの人が来て賑わうわけです。

商店街

その人たちに混じって、空き巣などの侵入犯罪者がやってきます。一般市民のごとく目立たない姿でやってきて、商店街から少し入った路地にさりげなく入ります。事前に目をつけていた家に侵入し、犯行時間は長くとも10分ほどで、素早く現場を立ち去ります。

 

犯行後は何食わぬ顔で商店街の人混みに戻り、買い物袋を提げた人やパチンコ帰りの人、下校中の中学生、塾へと急ぐ小学生、ファストフード店やコンビニから出てきた人などに紛れてしまうのです。

 

しかも、商店街といえばたいていは駅のそばですから、犯行後は何時何分発、どこそこ行きの急行へ乗って逃走しようとまで計画しているのです。

 

もうひとつ、商店街というのは絶えず賑わっているわけですから、その近くに住む人は音に対して鈍感になります。犯罪者が侵入の際に立てる音も、商店街の喧騒にかき消されてしまうことが多いのです。

 

最近は商店街ぐるみで治安向上対策を進めているところが多くなりました。街灯で街を明るくする、ゴミをなくす、放置自転車を処分するなどの地道な作業の他、監視カメラを設置している地域もあります。

 

やはりこのような取り組みをしているところでは、刑法犯の犯罪件数が大幅に減少しているとのことです。

 

 

まとめ

犯罪者は我々が思っている以上に緻密に下見をして情報を収集し、綿密な計画を立てて、犯行に及びます。プロは絶対に場当たり的に侵入したりしません。つまり、どれだけ犯罪者に情報を与えないか、犯行を諦める防犯対策をしているかが非常に重要です。

 

侵入犯が情報収集しやすい環境にご自身が住んでいる場合、より警戒レベルを引き上げ、生活パターンなどを読まれないようにしましょう。

 

どうか少しでも防犯対策の質を高め、安全に過ごせるよう工夫しましょう。

 

皆様の防犯対策のヒントになれば幸いです。社会から1つでも犯罪が減りますように。

 

 

〈出典・参考文献〉

著者:梅本正行

書名:泥棒はなぜ「公園に近い家」を狙うのか?

発行元:現代書林

発行年:2009年

泥棒はなぜ公園に近い家を狙うのか

【日本防犯学校 推奨】 防犯グッズ・護身用品 | arcana<アルカナ>

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