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犯罪者はいつでもあなたを狙っている!①

犯罪者にうかつに情報を与えると危険

忍び寄る魔の手

こんにちは、防犯専門ブランドのarcana《アルカナ》情報局です。

このサイトでは防犯の第一人者である日本防犯学校 学長の梅本正行先生から学んだ「今日からできる命と財産の守り方」をお伝えしていきます。

 

家族や自分自身の命、財産を守るためには犯罪者から狙われるポイントを知り、適切に防犯対策をする必要があります。なんでもかんでもやみくもに防犯対策をしても犯罪のプロに対して抑止力にはなりません。

 

まずはどのようなスキを狙われるのか、犯罪者が情報収集するポイントを知っておきましょう。

 

ストーカーがあなたを狙う!スポーツクラブの落とし穴

コンピューター会社に勤める20代の女性が遭ったストーカー被害です。彼女はアパートで一人暮らし。ある夜、帰宅して部屋の灯りを点けると同時に携帯電話が鳴りました。相手の電話は「公衆電話」と表示されています。

 

訝しく思って出てみると、聞き覚えのない男性の声です。「おかえり、今日は遅かったね。どこへ行っていたのかな・・・」それだけで電話は切れました。

 

その日以降、同じような電話が何度もかかってくるようになりました。それだけではありません。玄関先にタバコの吸殻が落ちていたこともあります。彼女はいつも誰かの視線を感じるような気がして、びくびくして生活するようになりました。

窓の外をのぞく女性

一度近くの交番へ行って話をしたのですが、そのときは「事件性が無いから、すぐにはどうすることもできません。とりあえず我々もパトロール中に気を配るようにします」と言われただけでした。

 

しかし、その数日後、今度はベランダに干していた下着がなくなりました。彼女はもう一度警察署へ届け出ました。ようやく警察が動き出し、その日から彼女は警察官の指示に従って、ストーカー行為を記録し始めました。

 

そして数ヶ月後、執拗にストーカー行為を繰り返した犯人が逮捕されました。男は彼女にとって全く見覚えのない相手でした。スポーツクラブでトレーニングをする彼女を見て、一方的に好意を抱いたのです。

 

彼女が通っていたクラブのジムはガラス張りで、通りがかりの誰もが中を見ることができたのです。スポーツクラブにとっては宣伝の一環なのでしょうが、若い女性が通うにふさわしいジムとは言えません。

 

残念なことに警察に相談をもちかけても、緊急事態だと判断されなければ捜査してもらえないかもしれません。警察に事件として扱ってもらうためには、まずストーカー行為の証拠を集めてください。できれば犯人を特定した方が警察も動きやすくなります。

 

ストーカーは思いがけないところに潜んで、あなたの生活をのぞき、スキを狙ってやってきます。不幸な結末を迎えたストーカー事件の中には、被害者が避けようがなかったケースもありますが、ちょっとした行動を変えるだけで防げただろうと思われるケースも多々あります。

 

ですから、日頃から「ストーカーに狙われない」生活を心がけてください。女性の一人暮らしなら、ストーカーを誘い込むような仕草や生活はしないこと。つきまといが高じると、下着泥棒やレイプ、侵入強盗事件へと発展することもあります。

 

スポーツクラブも通うところを厳選しないと、先述の彼女のように標的となってしまうことがあります。洗濯物の干し方にも工夫が必要です。家の中に干すか、乾燥機を可能な限り利用しましょう。男性用のパンツやシャツを干すのも女性の一人暮らしであることを悟られない方法です。

 

玄関先に男性用の靴や傘があれば、押し込み強盗対策に効果を発揮します。

 

個人情報の漏洩にも細心の注意を払ってください。請求書などは職場へ届くように手配し、自宅へ届く通販の商品などは、宛名を男性の名前にすればカムフラージュになります。また、郵便受けには必ず施錠してください。

まとめ

女性は常に男性の視線を意識して生活してください。場所に関わらず注意深さが必要で、いつどのような観点から犯罪者にマークされるかわかりません。

 

自宅の周辺から自分の部屋が特定されたり、観察されないかを点検し、絶対にストーカーを甘く見てはいけません。

 

何度もお伝えしておりますが、犯罪者に情報を与えないように注意してください。犯罪者は場当たり的な犯行をすることは少なく、綿密な下調べをして計画を立て、犯行に及びます。

 

どうか少しでも防犯対策の質を高め、安全に過ごせるよう工夫しましょう。

 

皆様の防犯対策のヒントになれば幸いです。社会から1つでも犯罪が減りますように。

 

 

〈出典・参考文献〉

著者:梅本正行

書名:泥棒はなぜ「公園に近い家」を狙うのか?

発行元:現代書林

発行年:2009年

泥棒はなぜ公園に近い家を狙うのか

【日本防犯学校 推奨】 防犯グッズ・護身用品 | arcana<アルカナ>

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