犯罪者はいつでもあなたを狙っている!④
犯罪者にうかつに情報を与えると危険
こんにちは、防犯専門ブランドのarcana《アルカナ》情報局です。
このサイトでは防犯の第一人者である日本防犯学校 学長の梅本正行先生から学んだ「今日からできる命と財産の守り方」をお伝えしていきます。
家族や自分自身の命、財産を守るためには犯罪者から狙われるポイントを知り、適切に防犯対策をする必要があります。なんでもかんでもやみくもに防犯対策をしても犯罪のプロに対して抑止力にはなりません。
まずはどのようなスキを狙われるのか、犯罪者が情報収集するポイントを知っておきましょう。
バッグを持って街を行くあなたは「狙ってください」スタイル?
カバンをひったくられた経験がある人は意外と多いものです。歩いている時だけではなく、自転車に乗って被害に遭った人もたくさんいます。たいていは背後からゆっくりと近づいてきた自転車やバイクに乗っている人間に一瞬でやられるというケースです。
被害者の90%以上が女性で、被害時の状況として約60%が徒歩だそうです。犯行手口としては、約80%が被害者の後方から近づいて、追い越しざまにひったくりを実行します。
スマホで動画を見ながら歩いたり、注意散漫なままぼんやり歩いていることは、大変危険なことなのです。歩く場所やバッグの持ち方も重要なポイントです。車道寄りではなく、建物側を歩き、バッグは建物側の腕に持ちます。
胸に抱えるとか、ショルダーバッグならたすき掛けにするのもひったくり防止になります。リュックタイプもいいでしょう。これだけでかなりのひったくり被害を防ぐことができます。
自転車での被害状況も見ておきましょう。自転車に乗って被害に遭った人のうち、約90%がバッグなどを前カゴに入れています。自転車のカゴにバッグを入れるなら“自転車用防犯ネット”をバッグの上からかぶせてください。
ネットがない場合は、バッグの上に雑誌などを載せてカバーしましょう。
ATMから現金を引き出したあと銀行を出る時は、特に注意が必要です。犯罪者は狙いをつけた人がどこに財布をしまうのかをしっかり見ています。それがひったくりしやすいバッグであれば、あなたの後ろをつけ、チャンスを伺うのです。
もしひったくりの被害に遭ってしまったら、最初にやるべきことは110番通報です。バッグに携帯電話を入れて歩くと、被害に遭った時にすぐに110番通報ができません。
また、携帯電話に入っている情報をもとに、二次被害に遭う人が出るかもしれませんので、携帯電話はストラップをつけて首から提げておく方がいいでしょう。
まとめ
女性は常に男性の視線を意識して生活してください。場所に関わらず注意深さが必要で、いつどのような観点から犯罪者にマークされるかわかりません。自分は大丈夫と過信せず、犯罪者から狙われやすい存在であることを認識してください。
何度もお伝えしておりますが、犯罪者に情報を与えないように注意してください。犯罪者は場当たり的な犯行をすることは少なく、綿密な下調べをして計画を立て、犯行に及びます。
どうか少しでも防犯対策の質を高め、安全に過ごせるよう工夫しましょう。
皆様の防犯対策のヒントになれば幸いです。社会から1つでも犯罪が減りますように。
〈出典・参考文献〉
著者:梅本正行
書名:泥棒はなぜ「公園に近い家」を狙うのか?
発行元:現代書林
発行年:2009年
【日本防犯学校 推奨】 防犯グッズ・護身用品 | arcana<アルカナ>
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